【マンガでわかる】花粉症と環境問題

花粉症が環境問題と関係しとるって知っとっかー？

じゃあしょうがないなー。

今日は花粉症と環境問題の関係性についてわかりやすく解説したるわ。

日本人の約4割が花粉症やと言われとるけど、そもそも花粉症て何か知っとるか？

うん、まぁそれで大体あっとる。

花粉による季節性アレルギー疾患や。

特に鼻やな。

季節性アレルギー鼻炎っちゅうて三大症状である「くしゃみ、鼻水、鼻詰まり」の症状がでる。

あとは目の痒かゆみや充血なんかもあるな。

鼻腔に入って来た花粉(異物)にリンパ球が反応してIgE抗体を作って、それが肥満細胞とくっついてヒスタミンなどの……

…まあ簡単に言うと鼻から花粉が入って来たから、それをやっつけようとするんや。

日本においてのこの敵=花粉の2強は、スギとヒノキや。

日本国土の約７割が森林なんやけど、その森林の約３割がこのスギとヒノキなんや。

参考：林野庁　スギ・ヒノキ林に関するデータ

こんなスギが密集しとんのは日本だけやから、スギ花粉による花粉症は日本特有のもんやと言われとる。

ただ日本において花粉症の原因はスギやヒノキだけちゃうくて、他には「イネ」や「ブタクサ」による花粉症もよう聞くな。

……。

ブタクサはキク科の一年草で本州以南では至る所で見られる。

ちなみに日本で最初に報告された花粉症はブタクサによるもんやった。

ポイントは花粉の飛散時期やな。

日本で花粉症の原因となる植物は約60種類あり、それぞれ花粉の飛散時期がバラバラや。

せやから人によっては一年中花粉症に悩まされることになる。

せや。

これ以外の花粉もあるからアレルギー持ちの人間にとっては生きづらい世の中や。

花粉症が悪化する要因として

• 地球温暖化
• 大気汚染

が関係しとるかもという研究報告がある。

地球温暖化が進行することによって花粉の飛散時期が長期化、飛散量が増えることによって花粉症患者も増加していくだろうという研究結果が出とる。

まあ、これから地球温暖化がどんどん進行してったら、花粉症どころじゃない被害がでてくるやろな。

2つ目は大気汚染や。

大気汚染物質が花粉に接触すると花粉が破裂し微粒子が放出されるという研究報告がある。

参考：国立大学55工学系学部長会議　花粉症と大気汚染の原因物質との関連性を化学的に解明

微粒子(アレルゲン)は花粉本体より小さいから体内の奥へ奥へ侵入できてまうんや。

せやから花粉症状の悪化を招く。

あと、大気汚染でいうと黄砂こうさやな。

黄砂についてはこっち↓の記事で詳しく解説しとる。

ポイントが黄砂が飛来する時期が春っちゅう点や。

つまりスギ花粉の時期と重なりダブルパンチで症状が悪化しがちや。

せやからこの時期は、しっかりマスクして、帰って来たら、花粉/黄砂を落として、手洗いうがいや。

花粉症の患者数は年々増えてきとる。

各々でできる対策はしっかりとせなあかんでー。

今日の解説はここまでや。しっかり復習するように。

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