【マンガでわかる】黄砂とは？発生原因と日本への影響、対策方法

こりゃあー黄砂こうさやな。

しょうがあらへんな〜。

今日は無知なお前さんのために「黄砂」についてわかりやすく解説したるわ。

黄砂とは……

と、環境省では説明されとんな。

黄砂の発生場所は日本から何千kmも離れたところやな。

砂っちゅうーても石英などの鉱物の粒子で数μmのちっちゃな粒や。

μmは、マイクロメートルっちゅーて、1ミリの1/1000の長さや。

ちなみにヒトの髪の毛の太さが70μmくらいで、黄砂は4μmくらいの粒が一番多いんや。

さっき言うたように発生場所は中国大陸の乾燥したところや。

そこの砂が地上の風によって数千m上空まで巻き上げられる。

富士山よりも高い4000〜7000mやな。

その砂粒は上空の偏西風によって日本付近まで運ばれ、雨に混じったり自然降下して日本まで来るっちゅう訳や。

偏西風とは日本あたりの緯度の上空で常に吹いとる風や。

地球の自転や気温差が要因やと言われとる。

お！？

ええポイントや。

日本に特に影響があるのは春(3〜5月)や。

参考：気象庁　黄砂観測日数の経年変化

複数の要因があんねんけど、発生場所の乾燥地域の環境が大きく関係しており、

まず春になって雪が溶けること、そんで植物が繁茂するまでが砂が飛びやすくなってるんや。

ほんでその頃ちょうどええ感じの風が吹いとんねん。

黄砂の影響としては最初のお前さんのように窓ガラスや洗濯物が汚れたり、あとは健康被害やな。

目や鼻のアレルギー症状やったり、呼吸器・循環器疾患へ影響があると言われとる。

特に黄砂が春先に飛来するってことで花粉症とのダブルパンチになりがちやねん。

日本におけるこの黄砂の観測日数は年によってばらつきがあり、砂漠化や工業化による大気汚染の影響で被害が深刻化しとるって見方もあんねんけど、まだようわかっとらんな。

参考：気象庁　黄砂観測日数の経年変化

どうどう。

実は黄砂にもいい面があって、黄砂の降下によって海にミネラルを供給しとるっちゅう説もあるんや。

まあ基本的には花粉症対策とおんなじやな。

洗濯物は部屋干しにしたり、外出時はマスク、家に帰ったら服に着いた砂を払って、手洗いうがいや。

ええポイントや。

気象庁のwebサイトで3日後までの黄砂予測ができるからこれを活用してみるとええわ。

SDGs目標13では「気候変動に具体的対策を」と掲げておる。

黄砂はそもそも自然現象やから、多少の被害はしかたあらへんのやけど、今後人間活動の影響で被害が拡大するかも知れん。

中国の工業化による大気汚染と相まって被害拡大の可能性も示唆されとるから、今後このSDGs目標13が掲げとるように具体的に決めていかんとあかんな。

今日の解説はここまでや。しっかり復習するように。

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最後に今日のまとめや。