【マンガでわかる】カーボンフットプリントとは何か

カーボンフットプリント(CFP)は、Carbon Footprint of Productsの略で直訳すると「炭素の足跡」っちゅう意味や。

いわば、CO2の見える化や。

今日はワイがわかりやすくカーボンフットプリントについて解説したるわ。

さっき言うたようにカーボンフットプリントの真髄は、「見える化」にある。

カーボンフットプリントマークとよく似た概念として、エコロジカルフットプリントがある。

エコロジカルフットプリントは、面積で表すのに対し、カーボンフットプリントマークは、重さで表すんや。

カーボンフットプリントの算定には、ライフサイクルアセスメント(LCA)の考え方が取り入れられとる。

例えばオレンジジュースを例に挙げると、材料調達、生産、運搬、消費、廃棄の各工程でどれくらいCO2が排出されたかわかるんや。

カーボンフットプリントマークがいろんな商品に普及すれば、消費者が商品を選ぶ基準にもなって、エコな行動につながるだろうな。

そんなええ所ばかりのようなカーボンフットプリントも課題点はある。

最大の問題点は、企業の負担が大きいことやな。

現状だと、コストに見合う効果が出やんのや。

まずCO2算出は、非常に複雑で大変なんや。

というのもさっき言うたようにカーボンフットプリントは、ライフサイクル全体での CO2排出量なので、製造部分なら出せても、そのほかも計算しないといけないのでその管理は煩雑になる。

しかも、苦労してカーボンフットプリントマークを取得、表示しても消費者のカーボンフットプリントマークの認知度が低いから購買に繋がらんのや。